2017.06.07
事業承継及び事業承継ビジネスの難しさ
銀行では事業承継サポートはできないと考え(銀行中心の提案になるため)、退職して2年が経過しました。
中々、ビジネスとして立ち上げるのに苦労してます。
私が今、携わるクライアント様は5~15年のお付き合いがあります。
ですが、中々ビジネスにはなっていないのです。
5~15年の永い年月をかけてやっと心を開いていただけて、いろんな事が話して頂ける関係ができるのです。
自分が目指すプライベートバンキングはファミリー企業の成長と経営者ファミリーの幸せがミッションであり、
一番重要な、クライアントとの永年のリレーションシップは事業承継ビジネスに関わる方々より、かなりできているはず。
その経営者様とのリレーションに専門家をつないでいく。
時間はかかります。その分、資金もいります。しかし、辛抱です。
クライアントファーストが最も重要です。
経営者の方も事業承継をどうするか?誰に事業を託していくのか?
ビジネスで忙しい中、考えていかないといけない。後手後手になりがちですが、
これは大変な決断になります。アドバイザーとして詳細を説明し、M&Aしかないなと思いながら、
経営者は親族に承継の可能性を探る。こんな場合でも丁寧な対応を心掛けます。
この段階では、弊社のビジネスにはなりません。でもクライアントに寄り添って、一緒に考える。
これが弊社の理念の一つでもあります。
金融機関、税理士等の専門家に真似できない、リレーションシップが命の心のこもった会社にしたいものです。
そこにニーズがある限り、必ずビジネスとしてできるはずで、
ビジネスするには勝たないといけません。
諦めなければ、多くのクライアントを幸せにできると信じています。
クライアントファーストを花開かせる第3期目にしたいものです。