2021.07.02
独り言です
私は、1982年、昭和62年に福岡相互銀行に入行致しました。
なぜ、福岡相互銀行に入行したのか?
地場産業育成に強い、中小企業育成に注力している、ベンチャー育成に強い、四島社長(当時)が
いたからです。
それだけです。
直接、仕事をする機会には恵まれませんでしたが、同じ銀行で17年間働かせていただいたことは、私の誇りです。
オーナー企業を応援するのに、サラリーマンがトップの銀行にできますか?
オーナーでないと同じ目線で応援できないと思うんですね。
四島頭取は、本物の事業家、バンカーだったと思います。
だから、ロイヤル、三井ハイテック、はじめ優良企業の育成ができた。
西日本銀行、福岡銀行とは全く違うところですね。
私は、2015年、平成27年に西日本シティ銀行を退職しましたが、本当に地域経済のために尽力している行員を一度も見たことがありません。
私が退職を決意した2015年1月。四島氏に直談判で弟子入りするのが希望でした。
しかし、その翌月に四島氏は90歳で逝去されました。
西日本シティ銀行になってからは、四島色を失くしていこうという、旧西銀幹部の意向を強く感じましたね。四島氏の面影は、今の西日本シティ銀行にには、全くありません。
今では、四島氏のDNAを引き継ごうとする先輩たちも誰もいないと感じます。残念です。
私はバンカーであり続けたい、四島氏のDNAを少しでも残していきたい、それがアウトローな銀行生活を過ごしてきた私の夢であり、残された人生の時間をその方向に向かって生きていきたいと思います。