株式会社Cブリッジ

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2019.04.02

頑張れ、地銀!

昨日、ふくおかフィナンシャルグループと十八銀行が経営統合しました。これで九州の勢力図は、ふくおかフィナンシャルグループ(福岡銀行、熊本銀行、親和銀行、十八銀行)
西日本フィナンシャルホールディングス(西日本シティ銀行、長崎銀行)豊和銀行グループ
九州フィナンシャルグループ(肥後銀行、鹿児島銀行)
山口フィナンシャルグループ(北九州銀行、山口銀行、もみじ銀行)
それと先日発表された、東九州連合(大分銀行、宮崎銀行)の5グループに一旦集約されそうです。現在、九州の第一地銀では佐賀銀行、大分銀行、宮崎銀行、筑邦銀行が単独経営ですが、いずれ経営統合せざるを得ないでしょう。また、第二地銀の福岡中央銀行、佐賀共栄銀行、南日本銀行、宮崎太陽銀行はどうなるんでしょうか。

その中でもふくおかフィナンシャルグループの強さが際立ちます。今やライバルの西日本フィナンシャルホールディングスとはかなり差がついたと誰もが認めざるをえないでしょう。毎年帝国データバンクが発表する九州の企業のメインバンク調査では、3年前に首位の座を福岡銀行が西日本シティ銀行を逆転、毎年その差を広げている。西日本シティ銀行の幹部は真剣に考えるべきです。顧客は福岡銀行に確実にシフトしているわけですから。それは株価にも反映してます。なぜか?それは西日本シティ銀行の官僚的経営が地銀の経営には向かなくなってきたためだと思います。革新的ビジネスモデルを構築する体制になれない。失敗が許されないため、行員が挑戦できない、しないのです。リテール部門でもかなり後退したと感じます。革新的改革が求められる今、トップ及び幹部役員の大幅な若返りが必要だと思います。もはやトップは50代の時代でしょう。
現在の状況を亡くなった四島元頭取はどう見てるだろうか。と考えます。

日銀の大規模な量的質的金融緩和により、意図的に長期金利も抑えられており、金融機関は収益の上がらない状況にあります。また仮に景気が回復して、長期金利が上昇すれば、金融機関の保有する国債に評価損失がでて(金利が上がれば債券価格は下がる、金利が下がれば、債券価格が上がる)金融機関の収益は悪化する。金融機関は金利が上がっても下がっても収益は悪化していく。もはや地銀は窮地に立たされています。
金融機関にはビジネスモデルの大きな改革が必要なのと規模の拡大は欠かせません。
また、フィンテック、AIの積極導入による人員削減は避けられません。金融機関のみならず、そこで働く銀行員は大変な時代を迎えるはずです。

 こんな状況の中、新たな金融の姿を模索しないといけません。現在の地銀にはできない画期的な金融の姿・・・を目指して参ります。

最後に古巣の西日本シティ銀行には頑張ってもらいたいものです。


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